特化ブログの作り方やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
「まだアフィリエイト自体を始めていない」という方はアフィリエイトの始め方について解説している以下のページを参考にしてみてください。
特化ブログの作り方
特化ブログの作り方は大きく分けて5つのステップがあります。
- メインキーワードを決める
- サジェストキーワードを抽出
- 関連キーワードを抽出
- 個人サイトが獲得しているキーワードを抽出
- 悩み系ずらしキーワード
順番に見ていきましょう。
メインキーワードを決める
まずはサイト全体で狙うメインキーワードを決めます。
例)NFT,青汁,コーヒーなど
また、1語のメインキーワードだと特化の幅が広すぎる場合はメインキーワードは2語でも問題ありません。
個人サイトでは記事数で勝負する事ができないため、特化の幅を可能な限り狭くする方が稼げる確率が高くなります。
また、サイト全体で狙うメインキーワードが商品名やサービス名の特化サイトを商標サイトと言います。
特化サイトの場合、商標キーワードをカテゴリとして設計する事が多いですが、商標サイトの場合は特化サイトのカテゴリで設定した商標キーワードをサイト全体で狙うキーワードとして設定します。
そのため、
特化サイトよりも商標サイトの方が特化の幅が狭く、メインキーワードを少ない記事数で上位表示しやすい
傾向があります。
商標サイトの作り方やメリット・デメリットについては以下のページに記載しているので、よければ参考にしてください。
商標サイトをさらに細分化して最小単位にするとペラサイトになります。
ペラサイトと作り方や稼ぎ方、メリット・デメリットについては以下のページで解説しています。
サジェストキーワードを抽出
メインキーワードを決めたら、「メインキーワード+〇〇」のようなサジェストキーワードを抽出していきます。
サジェストキーワードの抽出はラッコキーワードというツールを使って行います。
関連キーワードを抽出
関連キーワードはGoogleキーワードプランナーを使って抽出します。
Googleキーワードプランナーでは、サジェストキーワード以外の関連キーワードも抽出する事ができます。
サジェストキーワード以外の関連キーワードはGoogleキーワードプランナーで拾っていくと良いです。
個人サイトが獲得しているキーワードを抽出
個人サイトでアフィリエイトをする場合、個人サイトが獲得しているキーワードを狙う事でコストパフォーマンスが高くなります。
個人サイトでいくら質の高い記事を書いても企業サイトしか上位表示しないキーワードも存在するからです。
企業サイトしか上位表示しないキーワードを個人サイトでいくら書いても意味がないため、個人サイトが獲得しているキーワードを抽出して、そのキーワードから対策していく事は個人サイトでアフィリエイトをする上でかなり有効です。
個人サイトが獲得しているキーワードもGoogleキーワードプランナーを使って抽出する事ができます。
悩み系ずらしキーワード
悩み系ずらしキーワードも個人サイトで狙うとコスパが良いキーワードです。
表面的なサジェストキーワードは企業サイトで埋め尽くされている事が多く、個人サイトで記事を書いても上位表示しにくいです。
しかし、ずらしキーワードであれば、企業サイトが対策していないキーワードも多いため、個人サイトでも上位表示しやすいです。
また、悩み系のキーワードは悩みを解決できればアフィリエイトが成約しやすいです。
以上の理由から、悩み系ずらしキーワードは個人サイトでアフィリエイトをする上で狙うとコスパが良いキーワードになります。
特化ブログのメリット
特化ブログのメリットはなんと言っても収益性が高い事です。
特化ブログは雑記ブログと比べると収益性が格段に高いです。
雑記ブログのメリットやデメリットについては以下のページに記載しているので、よければ参考にしてください。
特化ブログの収益性が高い理由については以下の理由があります。
- 専門性が高い
- SEOに強い
- 内部リンク設計がしやすい
- 少ない記事数で収益化が狙える
- サイトの回遊率が高い
- CVR(コンバージョンレート)が高い
順番に見ていきましょう。
専門性が高い
特化ブログは1つのジャンルに特化して作っていくため、専門性が高いです。
関連記事数と、関連記事同士が内部リンクでつながれているかどうかで専門性の高さを判断される事が多いです。
そのため、特化ブログで専門性をアピールする場合は関連記事同士を相互に内部リンクでつないでいくようにしましょう。
SEOに強い
専門性が高いとE-A-Tで評価されるため、SEOで強くなります。
実際に、上位表示されているサイトを見ても、ほとんどのサイトが特化サイトや特化ブログです。
検索上位で雑記ブログを見かける事は少ないため、やはりSEOでの強さは特化ブログ>>雑記ブログでしょう。
内部リンク設計がしやすい
特化ブログは全ての記事が関連記事になるため、内部リンク設計がしやすいです。
キーワード選定や内部リンクについては以下のページに記載しています。
少ない記事数で収益化が狙える
特化ブログは全ての記事が関連記事になるため、内部リンク設計がしやすく、少ない記事数でも内部リンクの本数を増やす事ができます。
そのため、少ない記事数でもサイトのパワーが上がりやすいですし、少ない記事数でもユーザーの悩みを解決できるため、少ない記事数で収益化が狙えます。
少ない記事数で収益化を狙うためには、関連記事を増やして内部リンクの本数を増やしていく事も重要ですが、中古ドメインを使う事でドメインパワーが高い状態からブログ運営を始める事も重要です。
中古ドメインや被リンクについては以下のページに記載しています。
サイトの回遊率が高い
特化ブログは全ての記事が関連記事になります。
関連記事同士を内部リンクでつなぐと考えると、特化ブログでは内部リンクをつなぎやすいため、サイトの回遊率が高くなります。
CVR(コンバージョンレート)が高い
特化ブログは関連記事も多く、関連記事同士の内部リンクも充実しているため、必然的にユーザーの悩みを1ブログの中で解決する事ができます。
そのため、ユーザーに必要な情報が1ブログの中で充足しやすく、CVR(コンバージョンレート)が高くなります。
特化ブログのデメリット
- キーワード選定が難しい
- カニバリゼーションのリスクがある
- 特化するジャンルの一次情報を持っていないと検索上位に上がりにくい
キーワード選定が難しい
特化ブログのデメリットとして、キーワード選定が難しい事があります。
特化ブログを作る時に、メインキーワードからサジェストキーワードや関連キーワードを抽出しますが、表面的なサジェストキーワードは企業サイトで埋まっている事が多いです。
そうなれば、必然的に個人サイトで狙うキーワードは競合の個人サイトが獲得しているキーワードや悩み系ずらしキーワードになります。
競合の個人サイトが獲得しているキーワードはGoogleキーワードプランナーで抽出すれば被せる事ができます。
しかし、悩み系ずらしキーワードは慣れるまで見つける事が難しいでしょう。
カニバリゼーションのリスクがある
また、キーワードのグルーピングの難しさもあります。
キーワードのグルーピングを間違えるとカニバリゼーションが発生してしまい、同じブログ内の記事が検索結果を食い合ってしまいます。
その結果、同じブログ内の記事にSEO評価が別れてしまいます。
ただ、カニバリゼーションは最初から完璧に回避する事は難しいです。
そのため、まずは関連記事数を増やしていって、Googleサーチコンソールでカニバリゼーションが起こっている事を確認したら修正していく流れの方がやりやすいかと思います。
特化するジャンルの一次情報を持っていないと検索上位に上がりにくい
特化ブログに限った事ではないですが、一次情報を含んだ記事でないと個人サイトで上位表示する事は難しくなってきています。
特に特化サイトの場合は、関連記事数を増やしていくので、1つのジャンルに対して多くの一次情報を持っている必要があります。
全ての記事に一次情報を含ませるのは流石に難しいですが、なるべく一次情報を多く持っているジャンルに特化してブログを作るようにしましょう。
まとめ
特化ブログは雑記ブログと比較して稼ぎやすい代わりに、キーワードの選定やサイト設計が難しくなります。
最初は難しいですが、慣れてこればキーワードの選定やサイト設計も上手くなっていきます。
一次情報を人より多く持っていると感じるジャンルがあれば、そのジャンルで特化ブログを作ってみましょう。
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