このページでは、キーワード選定や内部リンク・外部リンクの視点からアフィリエイトの稼ぎ方を解説していきます。
「まだアフィリエイトを始めていない」という方はアフィリエイトの始め方についてまとめた以下のページを先に読んでいただくことをおすすめしています。
「アフィリエイトとは?始め方・やり方、仕組みやASPを解説」
アフィリエイトの稼ぎ方
アフィリエイトで稼げるサイトを作る事を考えてサイト設計をする際に重要な事は大きく分けると2つあります。
- キーワード選定
- リンク(内部リンク・外部リンク)
の2つです。
コンテンツの内容を充実させる事は大前提として、キーワード選定とリンク(内部リンク・外部リンク)について考える事がアフィリエイトで稼ぐために必要になってきます。
特に、アフィリエイターの上位層は記事作成を外注で書いてもらっている事が多く、作業時間の多くをキーワード選定とリンク(内部リンク・外部リンク)に関する作業に費やしています。
アフィリエイトで稼ぐためには、
のノウハウをいかに知っているかが重要になってきます。
キーワード選定
キーワード選定で探すキーワードは大きく分けて5種類あります。
- メインキーワード
- サジェストキーワード
- 関連キーワード
- 商標キーワード
- 悩み系ずらしキーワード
まず上の3種類のキーワードを抽出して、検索ボリュームを調べていきます。
その後、商標キーワードや悩み系ずらしキーワードも対策していきます。
この手順は特化サイトを作る手順です。
特化ブログの作り方やメリット・デメリットについては以下のページに記載しています。
それぞれの選定方法を順番に見ていきましょう。
メインキーワード
アフィリエイトサイトを始める上で、まずはメインキーワード(サイト全体で狙うキーワード)を決めます。
メインキーワードはサイト全体で狙うキーワード
メインキーワードは、サイト全体で狙うキーワードです。
アフィリエイトでは基本的にサイト全体で狙うキーワードを1つに絞ります。
例)クレジットカード・FX・仮想通貨・NFTなど
そしてサイト全体で狙うキーワードを1つに決めた上で、サジェストキーワードや関連キーワードをツールを使って抽出して埋めていくような作業の流れになります。
また、
メインキーワードはジャンルの幅を絞っていれば絞っているほど検索上位に上がりやすくなります
なぜかというと、競合サイトの強い激戦キーワードを検索上位に上げるために数百記事〜数千記事の関連記事からの内部リンクや強力な被リンクが必要になります。
しかし、ジャンルを絞った競合の弱いニッチなキーワードであれば、数記事から数十記事の関連記事からの内部リンクや中古ドメインからの最低限の被リンクだけで上位表示をする事が可能だからです。
そのため、サイト全体で狙うメインキーワードは難易度の低いジャンルを絞ったキーワードにしておくと効率よく上位表示できます。
おすすめはニッチな商標をメインキーワードに設定した商標サイトです。
なぜかというと、
商標キーワードは特化サイトのカテゴリトップとして設定される事が多い
からです。
つまり、
特化サイトのカテゴリトップをサイト全体で狙うメインキーワードに設定したのが商標サイト
であるため、
商標サイトは特化サイトよりもさらに特化の幅を絞っている
と言えます。
商標サイトの作り方やメリット・デメリットについては以下のページで解説しています。
アフィリエイトサイトは特化サイトである事が前提
アフィリエイトサイトは
サイト全体で狙うキーワードを1つに絞る事で作るサイトは必然的に特化サイト
になります。(トレンドブログや雑記ブログは除きます)
ブログの初心者の方で雑記ブログを始める方もいますが、アフィリエイトでお金を稼ぐという観点から見るとおすすめできません。
雑記ブログではサイト全体で狙うキーワードが定まらない事が多いため、サイトの専門性も下がりますし、関連記事同士の内部リンク設計も難しくなるからです。
一方、特化サイトであればメインキーワードを1つに設定した上でサジェストキーワードや関連キーワードを埋めていく流れになるので、全ての記事が関連記事になり、内部リンク設計がしやすくなります。
雑記ブログは特化サイトよりも稼ぎにくい事は確かですが、雑記ブログにもメリットはあります。
雑記ブログのメリットやデメリットについては以下のページに記載しています。
収益化できる可能性の高い雑記ブログの一種として、トレンドブログがあります。
トレンドアフィリエイトのやり方やメリット・デメリットについては以下のページで解説しています。
サジェストキーワード
サジェストキーワードは、「メインキーワード+〇〇」のようなキーワードです。
サジェストキーワードはラッコキーワードというキーワード選定ツール(無料でも使える)を使えばすぐに抽出する事ができます。
ラッコキーワードの使い方や登録方法については以下のページで解説しています。
関連キーワード
関連キーワードは、大まかにメインキーワードに関連するキーワードです。(サジェストキーワードも関連キーワードに含まれます)
メインキーワードとサジェストキーワードだけだと、キーワードが直球すぎて競合サイトが多い傾向があります。
そこで、直球のサジェストキーワードを除いた関連キーワードも狙っていく事で、上位表示しやすいキーワードを探していきます。
関連キーワード(サジェストキーワードも含む)はGoogleキーワードプランナーを使って調べる事ができます。
Googleキーワードプランナーで抽出した関連キーワードからサジェストキーワードを除いた関連キーワードも狙っていきましょう。
商標キーワード
商標キーワードは即金性の高いキーワードです。
商標名で検索されている時点で購入意欲が高い事が多く、成約までの距離が近いキーワードです。
特に商標+〇〇のような商標サジェストキーワードは成約までの距離が近く、即金性のあるキーワードです。
ペラサイトなどでは商標サジェストキーワードを狙う事が多い事からも商標キーワードの成約までの距離の近さが伺えます。
特化サイトを作る場合も、最初は商標キーワードから書いていくとコスパが良い
です。
特化サイトでは、商標ごとにカテゴリを作り、商標カテゴリの中にその商標の関連キーワードを集めて内部リンクでつないでいく事でカテゴリごとに商標サイトのような構築をしていきます。
商標サイトでは1つの商標に関するキーワードしか取り扱う事ができませんが、特化サイトであれば類似商品の比較記事も書く事ができる事がメリットと1つです。
商標キーワードについては以下のページで解説しています。
悩み系ずらしキーワード
悩み系ずらしキーワードは、個人サイトでアフィリエイトをして稼ぐ上では最も重要なキーワードです。
アフィリエイトはそもそもユーザーの悩みを解決する情報を提供する事で、ユーザーに満足感を与える事でアフィリエイトリンクがクリックされて商品やサービスが購入される仕組みです。
そのため、悩み系キーワードを対策する事はアフィリエイトで稼ぐ本質になります。
そして、ずらしキーワードは検索上位が企業サイトで埋まっておらず、個人サイトでも狙えるケースが多いです。
企業サイトは表面的なサジェストキーワードを数の力で網羅してきますが、表面的ではないずらしキーワードには手付かずな傾向があります。
そのため、ずらしキーワードは個人サイトでも上位表示を狙う事ができます。
これらの理由から、悩み系+ずらしキーワード=悩み系ずらしキーワードは個人サイトで最も狙うべき本質的なキーワードになります。
検索ボリュームも調べる
それぞれのキーワードを抽出したら、次に検索ボリュームを調べます。
検索ボリュームはGoogleキーワードプランナーやラッコキーワードで調べる事ができます。
ラッコキーワードで検索ボリュームを調べると、キーワードの月間検索ボリュームに加えてCPC($)やキーワードの競合性も表示されるため、競合性の低い上位表示しやすいキーワードから狙っていく事もできます。
内部リンク
内部リンクを繋ぐ上でのポイントは大きくわけて3点あります。
- 内部リンクは相互につなぐ
- 内部リンクはテキストリンクでつなぐ
- 内部リンクはメインキーワードを狙うページ(収益記事)に集める
そもそも、SEOでキーワードを狙う時は
ページ群でキーワードを狙う
事が基本です。
そして、
内部リンクを相互につなぐことでページ群でキーワードを狙う
ため、内部リンクをつないで単体ページをページ群に加えていく事でサイトを充実させる事がかなり重要です。
逆に言えば、内部リンクで繋がれていないページは、ページ群でのSEOに参加できないという事です。もったいないですよね。
ページ群でキーワードを狙いに行くためには、いかに内部リンクを相互につないでいるかが重要です。
内部リンクは相互につなぐ
内部リンクを繋ぐ時に最も重要な事は、
ページ同士を相互に内部リンクでつなぐ事
です。
例えばページAとページBを内部リンクで繋ぐ場合、ページA→ページBの内部リンクとページB→ページAの内部リンクを相互に繋ぐようにします。
内部リンクはテキストリンクでつなぐ
内部リンクをつなぐ際にもう1つかなり重要な事があります。
それは、
内部リンクはテキストリンクでつなぐ事
です。
内部リンクをテキストリンクでつなぐ事が重要な理由は以下の2点があります。
- クローラーが内部リンクを読み取り、インデックスのスピードが早くなる
- リンク先のページにアンカーテキストが受け渡される
順番に見ていきましょう。
クローラーが内部リンクを読み取り、インデックスのスピードが早くなる
最近はブログカードなどを使って内部リンクをつないでいるブログも多いですが、ブログカードを使った内部リンクだと、HTMLの表記が<a href=”URL”>アンカーテキスト</a>の形式にならず、クローラーが内部リンクを読み取れません。
GoogleのクローラーはHTML形式の表記しか読み取る事ができないため、
<a href=”URL”>アンカーテキスト</a>
の形式の内部リンクしか読み取る事ができません。
「a href」はHTML言語のため、Googleのクローラーが読み取る事ができ、クローザビリティが上がってページのインデックススピードが早くなります。
また、
アンカーテキストにはリンク先で狙っているキーワードを含ませる
事も重要です。
リンク先のページにアンカーテキストが受け渡される
内部リンクを送る事で、リンク元のページからリンク先のページへ「ページランク」と「アンカーテキスト」が受け渡されます。
しかし、ブログカード形式の内部リンクだと、アンカーテキストの表記がないため、リンク先のページにアンカーテキストが受け渡されません。
そのため、ページ群の集団戦でキーワードを取りに行く事が難しくなります。
内部リンクをテキストリンクでつなげば、リンク先のページにアンカーテキストも受け渡されます。
内部リンクはメインキーワードを狙うページ(収益記事)に集める
内部リンクはメインキーワードを狙うページ(収益記事)に1番多く集める事が基本です。
メインキーワードを狙うページ(収益記事)は基本的にまとめ記事で、おすすめランキングのような形でアフィリエイト広告をまとめて貼っている収益源のページです。
収益源のまとめ記事に対して、全てのページからアンカーテキストを使って内部リンクを送る事で、2つのメリットがあります。
- 収益記事に送客できる
- 収益記事の検索順位が上がる
メインキーワードを最初に決めている特化サイトの場合、メインキーワードを狙っている収益記事に対して全てのページから内部リンクを送る事ができるため、内部リンク設計がしやすいです。
アフィリエイトの記事の書き方や構成については以下のページに記載しています。
「アフィリエイトで稼ぐ記事の書き方や構成、文字数や記事数を解説」
また、アフィリエイトでは記事の構成までは自分で行いますが、実際の記事作成は外注する事がほとんどです。
外注を使う事でアフィリエイトで時間を無駄にしないための方法は以下のページに記載しています。
「アフィリエイトは時間の無駄?中古ドメインや記事外注を使えばOK」
また、中古ドメインや自作被リンクを使わないホワイトハットSEOの場合はより内部リンクを強固に作り込む事が重要になります。
ホワイトハットSEOの効果的なやり方については以下のページで解説しています。
外部リンク(被リンク)
外部リンクとは、サイトからサイトへのリンクの事です。
外部リンクは大きく分けて
- 被リンク
- 発リンク
の2種類あります。
外部サイトからの被リンクは多ければ多いほどよく、外部サイトへの発リンクは少なければ少ないほど良いです。
内部リンクは同じサイト内のリンクである事に対して、外部リンクはサイト外のリンクです。
実はアフィリエイト広告も外部リンクの1つで、アフィリエイト広告へのリンクは外部サイトへの発リンクという扱いになります。
外部サイトへの発リンクは貼りすぎるとリンクジュースを外部サイトへ逃がす事になるため、アフィリエイト広告の設置数は可能な限り少なくしていく事が理想です。
アフィリエイト広告へのリンクは収益記事(まとめ記事)にまとめて内部リンク設計を整える事でアフィリエイトリンクによる発リンク数は最小限に抑える事ができます。
アフィリエイト広告や初心者におすすめのASPについては以下のページに記載しています。
「アフィリエイト広告とは?初心者におすすめのASP6選A8.netなど」
GoogleのSEO評価は「コンテンツ+被リンク」で決まっているため、外部サイトからのリンクを受ける(被リンク)は検索上位を取る上で重要度が高いです。
中古ドメインや被リンクを用いたアフィリエイトの稼ぎ方ついては以下のページに記載しています。
まとめ
アフィリエイトで稼ぐためには、記事の内容を充実させる事はもちろんのこと、狙うキーワードの選定や、リンクを設計する事が重要になってきます。
せっかく記事の内容が充実しているのに、キーワード選定やリンク設計が全くできていないために稼げていないブロガーの方も多く、見ていて「もったいないな」と思います。
アフィリエイトで稼ぐためには
(キーワード)×(リンク)
について深く知る事の重要性をこの機会に抑えておいてくださいね。
トップアフィリエイターやベテランアフィリエイターはキーワード選定やリンク作業のみを自分で行い、記事作成は外注している人が多いです。
外注を使ったアフィリエイトの稼ぎ方については以下のページで解説しています。
キーワード選定や内部リンクなどのサイト設計に関してはブロガーよりもアフィリエイターの方が注力している印象があります。
ブロガーとアフィリエイターの違いについては以下のページで解説しています。
また、本でアフィリエイトの基礎知識を網羅的に得てしまいたいという方向けに、アフィリエイト初心者におすすめの本について記載している以下のページもあるので、こちらも参考にしてください。
「アフィリエイト初心者におすすめの本を厳選して2冊紹介します」
アフィリエイトの種類や最新の手法については以下のページに記載しています。
アフィリエイターの年収や稼げない割合については以下のページに記載しています。
アフィリエイトで稼げない理由や稼ぐための対策については以下のページで解説しています。
また、アフィリエイトはオワコンと言われる事も多くなってきました。
アフィリエイトがオワコンと言われている理由や今からアフィリエイトで稼ぐ方法については以下のページに記載しています。
アフィリエイトに向いている人の特徴と向いていない人の特徴については以下のページに記載しています。
青汁王子(三崎優太)もアフィリエイトをおすすめする動画をYouTubeにアップしていました。
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